今年のイブは土曜日、クリスマスは日曜日。
最高の日程ですね。
しかもコロナの規制がほぼ無くなって迎えるクリスマス。
コロナ以降初めての「自由に楽しめる」クリスマスと言ってもいいのではないでしょうか。
心に留まったフリーペーパーの文章

銀座にあるショッピングモールGINZA SIX(ギンザシックス)のフリーペーパーを眺めていたら、ある文章に心が留まりました。



幼い頃、クリスマスはプレゼントをもらえる日でした。
サンタさんに願いを叶えてもらえる日。
あれから、何回もの12月を過ごしてきて
いつしか、クリスマスは
「もらえる日」ではなくなったかもしれません。
でも、大人になった私たちは、
頑張った自分に、大切な人に、大好きな人に、
自分で選んだプレゼントを贈る自由を手に入れました。
サンタさんにお願いするのもいいけれど、
私がサンタになるのもいいじゃない!
きっと、それが大人のクリスマス。
GINZA SIX CHRISTMAS GOURMET BOOK 2022
12年前、「もらえる日」だったクリスマス

今から12年前、2010年12月24日は留学中の台北にいました。
当時お付き合いしていた今の夫も、仕事で台北に住んでいましたが、12月はじめからイギリスに一時帰国中。
クリスマス前には台北に戻り、一緒にクリスマスと年末年始を過ごす予定でした。

ところがクリスマス直前、イギリスに大寒波がやってきます。
大雪のため、大量のフライトがキャンセルになり、クリスマスホリデーを海外で過ごそうとしていた人たちが、空港にあふれました。
彼の台北行きのフライトも当然キャンセルに。
「クリスマスに帰れそうもないから、もう少しイギリスでゆっくりして、年が明けてから帰るね」と彼からの電話。
がーん。。。
ショックで残念な気持ちは伝えたものの、そういう事情なら仕方がない。
気持ちを切り替えて、「クリスマスと年末年始なにをして過ごそうかな」と考えていました。
そして迎えた12月24日の夜。
当時住んでいた部屋のドアが「コツ、コツ」と鳴りました。
来客予定はなかったので、気のせいだろうと思って無視していたら、また「コツ、コツ」と。

ドアスコープ(のぞき穴)から外を見ると、イギリスにいるはずの彼の顔!
「ギャ~!!!」と叫びながら急いでドアを開けると、そこにはモエ・シャンドン2本を両手に持った彼が立っていて、「メリークリスマス!」
「年明けに台北に帰る」と告げた時の、私の悲しそうな声を聞き、クリスマス前のチケットを取れるよう、手を尽くしてくれたそうです。
ギリギリ、クリスマス前のクリスマスイブ。
バンコク経由で戻ってきてくれました。
私にとっては、今もあれが、彼からもらった1番のプレゼントです。
今年は「もらえる側」から「贈る側」になれそう
あれから12年後のクリスマス。
12月初めに帰国してから、夫の仕事の予定もあり、東京に滞在しています。
夫が「東京でクリスマスを過ごしたい」と前から楽しみにしていたこともあり、年内最後の東京での仕事を終えた後、来週半ばに、父の待つ新潟へ帰る予定でいました。
ところが、来週のミーティングが年明けに延期に。
「それなら」と夫と話し合い、クリスマスイブの今日、新潟へ帰ることにしました。
父にそれを伝えると、父は大喜び。
東京でのクリスマスを楽しみにしていた夫には、申し訳なさも残りますが、夫も「お父さんと一緒にクリスマスを祝おう」と言ってくれました。
12年前のことを思い出すと、父の喜びがよくわかります。
12年前には「してもらった」喜びを、今年は夫と2人で父に渡せるのだと思うと、幸せな気持ちになります。

新潟の雪や寒さが心配ではありますが、
明日のクリスマスは暖かくした部屋で、父と一緒にクリスマスを祝おうと思います。
素敵なクリスマスイブの夜を!
メリークリスマス‼️
泣けました…なんかいいね。そうだね。
12年前のサプライズを今度はお父様に…いいですね。
台湾はなーんか、クリスマス感が薄いですが、東京のクリスマスのワクワク感は大好き。
いつか日本でクリスマスしたいな。
親に電話しよ…
ともこさん、メリークリスマス!
クリスマスシーズンのワクワク感、いいよね。
毎年聴いてるおなじみのクリスマスソングを飽きもせずにまた今年も聴きながら、ワクワク感募らせて。
台湾、クリスマス感薄くても、クリスマス終わったら、(国際的な)年末年始、そして旧正月と、次々大型イベントがやってくるワクワク感うらやましい!