お勤め時代のシャツはもう随分処分して、今残っているのはお気に入りだったこのストライプのシャツ1枚だけです。

といっても寒い時期、セーターの中から襟を出すようにして着ることはあっても、暖かい時期には出番がありませんでした。理由は「着てみるとなんかおかしい」。1枚で着たり上にサッとはおったり。シャツは何かと便利で、春夏は出番が多いはずなのに。

「もう捨てちゃおうかな」と思いながら、あらためてシャツを眺めていたら、あることに気がつきました。



「なんかおかしい」の原因は、シャツのタックだった


捨てる前にシャツを良く見てみたら、タックの存在に気がつきました。しかも前身頃に2本、後ろ身頃に2本、計4本も。

ビッグシルエットが流行っている中、タックでウエストをしぼられたデザインが「なんかおかしい」と感じる原因なのではないかと思い、タックを取ることにしました。



シャツのタックを取って、ラインを変える


タックの取り方は簡単です。タックが入っているラインを中心に左右に軽く引っ張ります。そうすると糸が見えてくるので、その糸を切っていきます。

このとき便利なのが、縫い目をほどくための専用道具「リッパー」。わたしは数年前からドイツPrym社のリッパーを愛用していますが、とても使いやすくおすすめです。

もしリッパーが無ければ、糸切りバサミなどでも代用できますが、シャツの布を切らないように充分注意して行ってください。


縫い目が切れ、タックがだいぶ開きました。


糸を全て切り、タックが取れた状態です。糸くずを取り除きます。



シャツのタックを取ると、身幅が広がります


タックを取った部分にアイロンをかけて整えました。良く見なければ、タックの跡はわかりません。


近づいて良く見れば縫い目の跡を確認できますが、これも洗濯を繰り返すうちに薄まってくると思います。

私のシャツには前身頃にタックが2本あり、1本のタックで3センチの布をつまんでいました。さらに後ろ身頃のタック2本は、1本のタックで2センチの布をつまんでいました。前身頃3センチ × 2本 =6センチ、後ろ身頃2センチ × 2本 = 4センチ、合計で身幅が10センチも広がりました。

早速タックを取ったシャツをはおってみると、思っていた通り「なんかおかしい」感じは解消されました。シャツのタックは簡単に取ることができるので、同じようなシャツをお持ちでしたら是非試してみてください。


ドイツ《Prym》プリム社 ・リッパー


クロバー 2wayリッパー 糸切り


クロバー ポルトボヌール すずらんリッパー





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