今回のドバイ旅行では、ドバイ国際空港からタクシーで10分ほどにある「アルジャダフ(Al Jadaf)」というエリアに滞在しました。
ドバイ アルジャダフ(Al Jadaf)の位置

アルジャダフは、ゴールドスークや、歴史地区バスタキヤなどがあるオールドドバイ、ドバイ クリーク ハーバーなどからは近く、ヤシの木型の人口島がある「パームジュメイラ(Palm Jumeirah)」からは離れた位置にあります。
- 赤丸:アルジャダフ Al Jadaf
- 1:ドバイ国際空港 Dubai International Airport
- 2:バールドバイ Bur Dubai (オールドドバイ。リトルインディアなど)
- 3:ゴールドスーク Gold Souq
- 4:ダウンタウン ブルジュハリファなど Downtown, Burj Khalifa
- 5:パームジュメイラ Palm Jumeirah
- 6:ドバイクリークハーバー Dubai Creek Harbour
2023年1月 アルジャダフ駅周辺の景色

このエリアにあるお店屋さんの話では、3年前のアル ジャダフには、本当になにも無かったそうです。それが、この数年で急にビルが建ったと話していました。




私たちがこのエリアにあるホテルに滞在した2023年1月には、近くにヒルトン系ホテルや、UAEのRotanaなどいくつかのホテル、マンションがすでにありました。

≫ ドバイ「エレメント アル ジャダフ ドバイ」ホテル宿泊記

でもそれより目立っていたのは、おそらくショッピングモールになるのだろうと思われる巨大な建設中の建物や、ビル、それに更地でした。
アルジャダフ駅周辺の景色(2023年1月撮影)
そして、それはこのエリア「アルジャダフ」に限ったことではなく、今現在、ドバイの至るところで見られる景色です。メトロに乗って移動していると、車窓からいくつもの巨大なクレーンを良く目にしました。
生まれ育った日本を始め、これまで住んだことのある台湾やシンガポール、イギリス、それに、旅行で訪れたことのある国や地域は、どこもすでに完成された街でした。
…「完成された」というと、ちょっと違うのかもしれません。街は常に変化しており「完成」は無いのかもしれませんから。ここで言う「完成された街」とは、ほとんどの土地が建物(それが立派なビルであろうとほったて小屋であろうと)で埋まっている、と言うような意味です。
今回、3週間ほどの滞在で広く浅くドバイを見てきて、1番おもしろく良い経験となったのが、開発中の街を見られたことでした。
あちらこちらで見かける、新築ビルの工事現場。何になるのか、何ができるのか、検討もつかない空き地。見ているとワクワクして、開発中の街から、その景色からパワーが送られてくるようでした。
メトロに乗って見るドバイの街

そんな未完成の街を見ていると、自然と「数年後には、今とは違う景色が広がっているんだろうな」という思いがわいてきます。
数年後のドバイの街を見るのは、今から楽しみですが、その時に「以前はこんなだったのに」と比較できたら楽しいだろうなと、電車の中からの景色を撮影しておきました。(2023年1月に撮影)
アルジャダフ(Al Jadaf)駅 → ブルジュマン(BurJuman)駅
ブルジュマン(BurJuman)駅 → ブルジュハリファ/ドバイモール(Burj Khalifa/Dubai Mall)駅
ブルジュハリファ/ドバイモール(Burj Khalifa/Dubai Mall)駅 → ジャバルアリ(Jabal Ali)駅
今でも「世界一」がいくつもあるドバイ。3年後、5年後、10年後のドバイがどんな風になっているのか、楽しみです。
2023年1月のドバイ旅行記は、これでおしまいです。