More

    ドバイ、タクシーで倍料金を請求されてしまった話

    ドバイは、治安の良い国のひとつとして知られています。

    旅行者として訪れていても、それは日々感じることができ、治安の良さは過ごしやすさにつながっています。

    ↑こんなふうに携帯電話やパソコンがテーブルに置かれたまま、人がいなくなるのは日常風景。

    携帯電話の持ち主は、レジカウンターに飲み物を買いに行ったり、トイレに行ったりして、少しすると席に戻ってきます。

    日本でもよく見られる風景ですが、世界的に見たら(良い意味で)とんでもない世界。治安が良いからこその風景です。イギリスでこれをやったら、きっととたんに携帯電話紛失です。そして「置きっぱなしにしたのが悪い。注意が足りない」とお説教されることでしょう。

    iPhoneを盗まれそうになった話と、盗まれた話。

    写真はイメージです

    さて、治安の良いドバイではタクシーも安心して乗ることができます。しかも運賃が安く、道路が渋滞する時間を避ければ、便利な交通手段です。

    ところが先日乗ったタクシー(違法な無認可タクシーではありません)で、通常の倍ほどの料金を請求されてしまいました。

    運転手がメーターを起動させず、目的地に着いた際に「値段はお客さんが決めてください」と言われたのです。

    メーターが動いていないことにすぐ気が付かなかった私たちも悪いのですが、今思うとその辺も、上手にコントロールされていたのではないかと、思えなくもありません。

    写真はイメージです

    ある日の午後、夫と2人、ホテルのエントランスからタクシーに乗りました。

    タクシーの後部座席に座って、ドアを閉めようと思ったら、ドアのパッキンがびろ~んと外れて垂れてきました。運転手さんは「あ〜、気にしないで。そのままにしてドア閉めてくれればいいですよ」と言うので、そのままドアを閉めます。

    パッキンが外れたのは偶然でしょうが、ここで、私たちの注意がパッキンに集中してしまいます。

    写真はイメージです

    車内に垂れ下がった外れたパッキンはそのままに、ドアを閉めたら、車は発車(パッキンは外れていましたが、特に古さが目立つ車ではない)。

    発車するとすぐに運転手さんがフレンドリーに話しかけてきます。「ドバイは何回目?」「マダムは中国から?」などなど。

    (ちなみに夫は「ドバイは30回以上は来ているよ」と答えています)

    運転手さんとの会話ははずみますが、しばらくして会話はとぎれます。

    そして、目的地まで半分以上の距離をきたところで、夫が「メータが動いていないようだ」ということに気がつきます。

    でもここまで来ているし、とりあえず何も言わず、目的地への到着を待ちました。

    写真はイメージです

    そして、目的地に到着。

    夫「いくらですか?」

    運転手「お客さんが決めてください」

    夫「いやいや、いくらですか?」

    運転手「いくらでも、お客さんが払いたい額でいいです。お客さんが決めてください。」

    ホテルからその場所までのタクシー運賃の相場は知っていたので、チップも考えて相場に少し上乗せした額を渡しました。

    お札を受け取った運転手さんは、それを見て「これじゃ足りない。◯◯(金額)くれ」と。

    「お客さんが決めてくれ」と言ったのに。。。

    運転手さんに請求されたのは、相場のほぼ倍の金額でした。

    倍と言っても大した額ではなく「tourist tax(旅行者の税金)」と笑い飛ばせる範囲だったのは、幸いでした。

    写真はイメージです

    夫も私も、普段からタクシーに乗った時には、メーターが動いているか必ず確認しています。

    なぜ、今回は2人ともそれをしなかったのか。

    まず、車に乗る際に、ドアのパッキンが外れたこと。そして、車が発車してすぐに運転手さんに話しかけられる、会話が始まったこと。

    この2つによって、注意がそがれてしまったのではないかなと思っています。

    このような経験をした利用者として、タクシーの認可番号を控えて通報するべきなのでしょうが、この後予定があったこともあり、今回は丸くおさめました。

    良い勉強になりました。「タクシーに乗ったら、まずはメーター確認!」あらためて頭に留めておこうと思います。

    みなさんもお気をつけください。

    2 コメント

    1. こうまさん、災難でしたね〜
      後から思うと色々意図的な感じがありますね。。

      台湾だと今はこういったことは、ほとんどないと思います。Uberタクシーも多いですしね。
      ただ、台北は一方通行が多いので、知らない人は遠回りされてる?!と思うかもしれません。
      目の前に目的地があっても、旅行者や中国語が話せないと、運転手さんもぐるりと回って目的地の前まで車を付けるかもしれません。
      あと、バス停もその関係で必ず行きと帰りのバス停があるとは限らないのです。。。

      • 「台北は一方通行が多いので、知らない人は遠回りされてる?!と思うかもしれません。」これ、ドバイも同じみたいです。ドバイも一方通行が多く、roundaboutと呼ばれる環状交差点がけっこうあるので、観光客などドバイの道路事情を知らない人は、タクシーに乗って「遠回りされてる?」と思うことがあるかもしれない。という話を聞いたことがあります。

        車といえば、ドバイは夕方以降の交通渋滞がすごいです。タクシー待ちの列も長いし、タクシーに乗ってもそこからが長い。。。昼間なら近い場所でも夜のタクシーでは遠く感じます。今では主にメトロを使うようになり、渋滞を気にすることなく移動できるようになって快適です。

        台北でもUberあるんですね、日本でもUber使えるようになるといいのになぁ。

    返事を書く

    あなたのコメントを入力してください。
    ここにあなたの名前を入力してください

    CAPTCHA


    最新記事

    タグ一覧