今年のイースターは、4月9日(日)でした。

イースターとは、十字架にかけられて亡くなったイエスキリストが、3日後に生き返ったことをお祝いするお祭り「復活祭」。

イギリスではイースター(日曜日)前後の、グッドフライデー(金)とイースターマンデー(月)がお休みとなり、3連休になります。
バービー人形用 うさぎの編み込みセーター 試作品

イースターに合わせて、バービー人形用のイースター・セーターを編みました。
基本となるセーターは、先日完成させたカシミヤ糸のハイゲージセーターです。
上の写真は、ピンクのセーターから時計回りに「編んだ順」に並んでいます。
途中から、編み込み模様だけの四角い編み地になったわけは、あまりにも編み込み模様が下手だったから 泣。
「これは編み込み模様だけで、練習が必要だ」と、手の加減や糸の引き加減に注意して、四角い編み地を何枚か編みました。
試作品 No.16

最初に編んだ、編み込みセーターです。
模様を編む時に、糸を裏で渡しながら編みますが、この時の糸の弾き加減・渡し方がうまくなかった。
裏で糸を渡す時に、糸に余裕を持たせなかったため、模様の周囲の糸がつったようになってしまいました。

裏から見ると、渡した糸がピンと張ってしまっているの、一目瞭然ですね。
試作品 No.17

糸を渡す時に気をつけながら編んだので、前回よりも少し良くなりましたが、まだ模様の周囲の糸がつっている感じ。

前回(ピンクのセーター)のうさぎは、胴体や頭が横に広すぎたりしたので、模様編みのパターンや模様を入れる位置を変更しました。
うさぎの模様編み 練習

上部真ん中から、時計回りに編んだ順です。
編み込み練習 1枚目
こうして写真で見ると1枚目が1番良く見えなくもない 笑。
でも実際セーターに触ってみると、模様部分の糸が引きつっている感じが強いです。
編み込み練習 2枚目と3枚目
2枚目でなんとなくコツをつかんだ感じがあり「こうすればいいのかも」と思ったことを3枚目でやってみたのですが、仕上がりは良くありませんでした。
裏で渡した糸をもう1本の糸で止めるようにして、糸を強めに引いて編んだのですが、その結果、模様が小さくなってしまいました。
やっぱり、編み込み模様の糸の加減は難しい・・・
編み込み練習 4枚目
うさぎの編み込み模様を入れたピンクのセーターから数えると、編み込み模様6枚目。
ようやく裏で渡した糸の引きつれがなくなり、模様がふわっとした感じに編めるようになってきました。
もちろん、まだまだ修行は必要ですが。
(右側に窓のある場所で撮影したので、写真では、編み込み模様の左側に影ができてしまいました。)
試作品 No.18

最初に比べたら、編み込み模様を上手に編めるようになったと感じたところで、セーターを編んで完成させました。
上の写真は、編み上がったばかり、スチームアイロンなどで仕上げをする前の状態です。

薄いピンクのカシミヤ糸で小さなポンポンを作り、セーターに縫いつけて、うさぎの尻尾にしました。

うさぎの編み込み模様を入れた、イースターセーター。
100%カシミヤ糸で編んだセーターは、軽くてふわふわです。



まだまだ反省点はたくさんありますが、とりあえず、今の時点では満足。

イースターの日に、自宅の庭で写真を撮りました。
エッグ・ハントならぬ、バニー・チョコレート・ハント。

隠れていた?全てのバニー・チョコレートを手にして、ご満悦なバービー。

「いろんな糸のいろんな毛糸で、いろんなセーターを編んでいきたいな」と考えるとワクワクします。
編んだセーターを自分が着るわけではなく、着てくれるのはバービー人形。
どんなに派手なセーターを編んでもいいのだと思うと、今までとはまた違った編み物の楽しみが広がります。