時々起こる、夫の料理ブーム。
突然起こって、いつの間にか終わっているのですが、料理ブームが来た時は応援するようにしています(私が料理する機会が減るから 笑)

3週間ほど前には、突然「朝食作りを手伝う」と言い出し、朝キッチンに一緒に立つようになりました。
「キッチンで一緒に作業するの、楽しいね」なんて言っていた夫ですが、2週間ほど経つと、いつの間にか朝のキッチンから姿を消しました。
メニューもほぼ決まっている朝食作りは、実は1人でやった方が効率が良かったりするので何も言わずに「自然消滅」状態のままにしています 笑。

朝食作りは飽きたらしい夫ですが、鶏肉料理(タンドリーチキン)はまだブームの真っ只中。
いろんなスパイスを使ったチキンマリネを試していて、最近はレストランで食べるのと近いレベルにまでなってきました。
料理をするのは夫なのですが、みじん切りが苦手なので、それは私の役目。たくさん使うニンニクや生姜は、まとめてみじん切りにし、冷凍しておきます。

今朝キッチンへ行くと、冷凍庫が半ドア。
犯人は、昨夜冷凍庫からニンニク&生姜のみじん切りを取り出した夫です。
冷凍庫の中は霜だらけで、霜や氷で固められて開かなくなった引き出しも。

霜を溶けさせるために冷凍庫のスイッチを切り、落ちてくる氷柱や水滴を拭きながら「もう~、余計な仕事増やしてっ!」と思い始めた時、「いや、これはいい機会だ」と思い直しました。
実は少し前から、霜が増えてきていて「そろそろ冷凍庫の掃除した方が良いかな」と思っていたのです。
「掃除をする良い機会」と思い直したら、仕方なくやっていた作業が「どうせやるなら、ピカピカにしよう」と意識が変わり、ちょっと楽しくなりました。

冷凍庫内の霜や氷を溶けさせている間に、引き出しを洗って、乾かして。

霜や氷が全て溶け切ったら、溶けた水や目に見える水滴をすべて拭き取りました。そうしたら冷凍庫はピカピカに。

最初は「余計な仕事増やして」と思っていた夫への気持ちは、「掃除する機会をくれてありがとう」に。
「もうっ!(怒)」と思った直後に気持ち(考え方)を変えられたのは、たぶん武田双雲さんが書いた『「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降りそそぐ感謝の技術30』を読んだから。たまたま、この日の朝に読み始めたばかりでした。
書家の武田双雲さんといえば、NHK大河ドラマの題字を書かれていたり、テレビなどでも見かける方ですよね。

まだ冒頭しか読んでいませんが、この本は「無いものを欲しがるより、今あるもの・持っているものに目を向けて、感謝したら相手に『ありがとう』と伝えましょう」みたいな内容のようです(少なくとも前半は)。
新しいことが書かれているというよりも、子どもの頃親や先生から教えてもらったり、成長していく中で学んでいった「こうしたら、こう考えたらハッピーなのかも(でも今、それをしていないよね)」ということを、あらためて思い出させてくれるような言葉がたくさん。
「人は苦手なことをし続けるのに、苦痛を感じます。」としたうえで、武田さんはドライヤーをかけるのが面倒で「早く終わらないかな」と思いながらやっていたそう。
でも、ドライヤーで髪が乾くまでの間を「苦痛ととるか、感謝ととるか、どちらを選んでも「髪が乾く」というゴールは一緒」「この5~10分という短い時間をどう捉えるかは、自分次第」と考え、
「髪を乾かすたびに「早く終わらないかなぁ」とイライラしながらおこなうより、感謝をしながら楽しんだほうがいいことに気づいた」のだそうです。
「同じことをイライラしながらやるのと、感謝しながらやるのでは、仕上がりにも差が出ます。イヤイヤ掃除をするよりも、ありがたいと感謝しながらするほうが、間違いなく部屋がキレイになります。」
頭では分かっていても「今は無理っ!」という時もありますけどね。。。そんな時には、コーヒーと甘いものとか、スパでマッサージとか(もう何年もご無沙汰だけど 笑)、そういうものの方が必要だったりしますが。
あとは睡眠。よく眠れた日の朝は、自然と物事を良い方に考えられたりして。
同じ1日なら誰でもハッピーに過ごしたいですよね、そうはいかないのも現実ですが。私はまず、このブログをこうして続けられていることに感謝です。
『「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降りそそぐ感謝の技術30』
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