ゲージとは

ゲージとは、編み目のサイズを意味します。

毛糸を買うと、ラベルにその糸に合うサイズの針の号数と標準ゲージが表示されていますが、それはあくまでも目安。編み手によって目がきつめ(小さ目)だったり、ゆるめ(大きめ)だったりするので、作品を編む前には必ずゲージを取るようにしましょう。


正直この作業を飛ばして、すぐに作品制作に取りかかりたいところですが、特に身につけるものを作る場合、思っていたより大きなものや、逆に小さすぎて着られないものができてしまったりする可能性もあります。


日本では一般的に10cm × 10cmの中に何目何段編み目があるかを数えますが、海外の編み図では10cmよりも小さなサイズ、例えば1インチ(2.54cm)平方の中の編み目を数えるような場合も良く見かけますね。

ゲージを編む方法

①作り目をつくる

ここでは日本式に10cm × 10cmのスワッチ(編み生地サンプル)を編む場合を説明します。作り目の数は、自分の作りたいゲージによって変わってきます。ゲージを取る(編み目の数を数える)時は、その数を正確に数えるため、スワッチの真ん中辺りの目を数えます。よって指定されている目数よりも少し多めに編みましょう。

わたしは、指定された目数より10目程余分に作り目しています。たとえば作りたい作品のゲージが「23目30段」だった場合、作り目は33〜35目くらいです。



②ゲージを編む

メリヤス編みで、スワッチがほぼ正方形になるまで編みます。

③目をとめる

編み終わったら、糸を適当な長さ(スワッチの横の長さの1.5倍くらい)に切って、その糸を毛糸用とじ針に通し、棒針にかかっている目に通します。

④スチームアイロンをかける

編み上がったばかりの編み地は、目が踊っています。アイロンを編み地から浮かせた状態で、スチームをかけ、踊っている目を落ちつかせます。スチームアイロンの熱が冷めるまでそっとしておきましょう。

⑤目を数える

定規や編み物用のゲージメジャーを使って、目を数えます。

ゲージの数え方


写真の青い部分がメリヤス編みの1目、1段です。これが横と縦にいくつ入っているかを数えます。

ゲージは必ずメリヤス編み?

そうとは限りません。編み図では「ゲージ メリヤス編み23目30段」や「ゲージ 模様編み30目41段」などのように、どの編み方で編めば良いか指示があるので、その編み方で編みましょう。

ゲージの調整・合わせ方

作品のゲージと自分のゲージが合わないことは良くあります。がっかりしないでくださいね。

作品のゲージより自分のゲージが小さい時

たとえば、作品のゲージが23目30段、自分のゲージが30目35段だった場合などです。作品のゲージより自分の1目が小さいということですので、針の大きさを太くしてみましょう。

作品のゲージより自分のゲージが大きい時

たとえば、作品のゲージが23目30段、自分のゲージが18目28段だった場合などです。作品のゲージより自分の1目が大きいということですので、針の大きさを細くしてみましょう。

他に、毛糸の太さを変えるという方法もあります。

ゲージを編むのって、面倒ですよね。私も編み物を始めたばかりの頃は、ゲージ取らない派?でした。でもウェアーを編むようになってからゲージの大切さに気がつき、以降作品を編む前には必ずと言っていいほどゲージを取るようにしています。「必ず」ではないのは、例えばシンプルなマフラーやコースターなどの小物は、多少サイズ感が違っても問題がないので、ゲージを取らずに始めてしまうこともあるからです。

ゲージを取るようになってからは「編み上がったスワッチを見て、作品の出来上がりを想像する」という楽しみにも出会えました。みなさんもゲージ取り楽しんでくださいね。

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手芸全般が大好きで、特に編み物(棒針&かぎ針編み)は日課。どんなに忙しい日でも5分は必ずやっています。自分で使いたいものを自分でつくるのは最高の贅沢(と思っています) ! ここ数年は、日本(新潟市)とイギリスを行ったり来たりする生活です(今現在は日本です)。

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