
兼六園から歩いて10分ほどの場所にある、金沢くらしの博物館。

なんとこの博物館は、中学校の敷地内にあります。
私が訪れた時は「明治大正のファッションと竹久夢二」という特別展をやっていました。

博物館となっている建物は、明治32年に県立の中学校校舎として建てられたもので、国の重要文化財に指定されているそうです。

エントランスの透かし彫りが素敵です。

階段の柱には4本の縦溝が彫られています。
これは、古代ギリシャのローマ建築様式から伝わるデザインだそうです。
特別展の展示会場内は「借り物があるため」写真撮影NGでしたが、
明治~大正~昭和初期の着物や、女性の髪型(日本髪、束髪、耳隠しなど)の移り変わりを見せていただきました。

常設展は撮影OKだったので、何枚か写真を撮ってきました。
昭和の一般家庭風景↑

ゆで卵器なんてあったんですね。



お人形のかぎ針編みドレスも、その隣のカラフルなボタンも、かわいい。

これは私の実家で、今でも毎年冬になると使っています。
湯たんぽも使いますが、温かさと持続時間が全然違います。

火鉢で豆炭に火をつけて。。。
母がいなくなり、今後はもう使わなくなるのかな。


石川県・富山県あたりの文化、花嫁のれん

教室の1室が撮影ブースになっていて、自由に衣装を身につけて写真を撮れるようになっていました。
金沢くらしの博物館は、21世紀美術館や県立美術館などから少し離れており、地味目な博物館でしたが、懐かしいものをたくさん見られて楽しかったです。