棒針編み通信講座の第1回提出課題が返ってくるまでの間、手持ち無沙汰なのでカーディガンを編み始めました。

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トップダウンで編む、コサックカーディガン


編んでいるのは、このコサックカーディガンという首から編みはじめるトップダウンのニットです。


このカーディガンが掲載されているのは『デンマークの暮しから生まれたニット』という、デンマークのニットデザイナーマリアンネ・イサガー(Marianne isager)さんの編み物本です。


このカーディガンは、作り目(カーディガンの1番上、首のあたり)から数段は、段数マーカーや安全ピンで行う印付けに注意を払う必要がありますが、それを過ぎてしまえばあとは結構簡単。

通常のニットウェアで行う増し目や減らし目、かけ目でボタンホールを作ったりしながら、カーディガンの首から裾に向って編んでいきます。



私が思うこのカーディガンの美点は、できあがりの形の美しさはもちろんのこと、トップダウンなので、編みながらカーディガンの丈の長さや袖の長さを自由に調節できることです。


昨年の冬、イギリス滞在中に編んだこのコサックカーディガンは、はじめウエストあたりまでの着丈にして仕上げたのですが、何度か着用したあとでお尻が隠れる長さに変更しました。

こんなことができるのもトップダウンならではです。


ちなみに毛糸は、ずっと使ってみたいと思っていたデビーブリス(Debbie Bliss)のFine Donegal。ウールにカシミヤをブレンドした中細の糸です。
(デビーブリス(Debbie Bliss)は、ROWAN(ローワン)と並ぶイギリスの人気毛糸ブランドです。)

今回は、黒い並太の毛糸を使って編んでいるので、同じ編み図のカーディガンでも、また違った印象になりそうです。



『デンマークの暮しから生まれたニット』の編んでみたい作品たち

デンマークの暮しから生まれたニット』には、コサックカーディガンの他にも、編んでみたい素敵な作品がたくさんあります。


たとえばこのバスケットセーター。


このカーディガンはコサックカーディガン同様、トップダウンで編んでいくので、着丈や袖丈を簡単に好みの長さに変えられそうです。


表紙に使われているこのショールは、男女兼用で使えそうなデザイン。


このトーキョーショールは、たくさんの色が使われているのに統一感があって素敵です。メインの糸を他の色の糸と引き揃えて編んでいるので、この統一感が出るそうです。


このショールは、ベージュやグレージュの毛糸で編んでみたい。



編み方レシピがちょっと独特


日本の編み物本は、編み方を編み図で説明していることがほとんどですが、本書は編み図に加えて、海外で主流の文章での説明も掲載されています。


というより、文章での説明に加えて、(日本のニッターのために)編み図もちゃんと載せましたよ、という感じ。


文章での説明には、このように海外のニットパターンで使用される記号が使われています。(記号の意味などは別ページで説明されています。)

わたしは海外のニットパターンも使うので問題ありませんでしたが、日本の編み図のみを使用してきた方は少しとまどうかもしれません。



海外のニットパターンに挑戦したい人にも、オススメ


でも、実はそういう方にこそオススメしたい1冊です。

というのも、今はインターネットで有料無料問わず、海外パターンが簡単に手に入る時代。海外のニットパターンには、日本のデザインとはまた違う、素敵なデザインのものがたくさんあります。
海外のニットパターンが読めれば、自分で編めるニットウェアやニット小物の幅は、ぐ〜んと何倍にも広がります。

本書は、日本式編み図と海外式ニットパターンの両方が掲載されているので、「海外式ニットパターンを読んでうまく理解できない時には、編み図を見てみる」または、「まずは編み図を見て理解してから、ニットパターンを読んでみる」という使い方ができます。

既に日本の編み図で編み物を楽しんでいて、「海外パターンでも編んでみたい」と思っている方には、海外パターンへの良い入門書となり得るのではないでしょうか。(編み物の基礎技術などの説明は少ないので、編み物初心者の方には少しハードルが高い本だと思います。)


英文パターンを読む際、辞書的に使える『編みもの「英文パターン」ハンドブック』もオススメです。

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