ロンドンを一望できるレストラン、アクアシャードでランチ

ロンドンを一望できるレストラン「Aqua Shard(アクアシャード)」で、ランチをしてきました。

Aqua Shard (英語サイト)

ある平日の朝、「今日のランチミーティング、延期になった」と夫。

話を聞くと、ミーティング相手のお母様の具合が良くなく、ミーティング日時を1度変更。

今回は2度目の日時変更でした。

夫が予約していたレストラン「Aqua Shard」は、予約日時変更を1度は受け付けるものの、2度目からは1人£25(約4000円)の変更手数料? が発生するそう。2人分なので£50(約8000円)の予約変更手数料。

それなら、今日は今日でランチして、あらたにミーティング用に予約を取り直せばいい話で…

「私、お昼空いてるよ!」と立候補し、平日ランチデートとなりました。

レストランは、ロンドンブリッジ駅すぐそばの背の高い三角ビル「Shard(シャード)」内にあります。

空港で受けるような赤外線による手荷物検査と、身体検査を経て、レストランのある32階へ。

今回イギリスに来て気がついたのですが、スパークリングウォーターのガスが弱い。

まるで前の日に開栓して、ガスが抜けたスパークリングウォーターのよう。

最初、特定のブランドのガスが弱いのかと思ったのですが、いくつか違う銘柄を飲んでみたものの、どれも弱い。

で、気がつきました。

8ヶ月日本にいる間に、日本のスパークリングウォーターのガスの強さに慣れてしまったんだと。

「強炭酸」と大きくラベルにかかれた商品があるなど、日本のスパークリングウォータは、ガスが強いですよね。

ここに来たのは1年ちょっとぶりですが、前回は通常の紙のメニューがテーブルに用意されていませんでした。
お客さんが自分の携帯を使ってQRコードを読み取り、携帯にメニューを表示させて注文するシステムに変わっていました。

(リクエストすれば、1枚の紙に印刷されたメニューをもらえました)

街中も、空港も、レストランも、イギリスは完全にコロナ前に戻ったようですね。

そういえば空港での入国時、ワクチン証明の提示を求められることもありませんでした。

前菜に、私は Whisky cured salmon。

サーモンの下に敷かれているのは「ニュー・ポテトサラダ」だそうです。

なにが「new(新しい)」のかわかりませんでしたが、軽いタルタルソースみたいな感じ。

夫は Venison carpaccio。

venison(ヴェニスン)とは、鹿肉のことだそうです。

ブラックベリーの下に敷かれているのは、カボチャのフムス。

メインに、私はPotato gnocchi。

コショウのように見える茶色いパウダーは、コーヒーの粉です。

gnocchi(イタリア語)は、写真の通り「ニョッキ」のこと。

私たちのテーブルを担当してくれたウェイターさんが、イタリア人で、私がメインにこのお料理を選んだことをとても喜んでくれました。

このウェイターさん、食事を終えてレストランを出る時まで、イメージ通りの「イタリア人男性的な女性の扱い」をしてくれて、ちょっと恥ずかしくなるほどでした(嬉しかったですけどね 笑)。

夫は、Cornish roasted hake。

Cornish(コーニッシュ)は「コーンウォールの」という意味で、「コーンウォール」はイギリス南西端にある地域の名前です。

hake(ヘイク)は日本でいう「タラ」のような白身魚です。

Rocket & Pear salad

追加で、Rocket(ロケット=ルッコラ)と洋梨のサラダを。

良くふやけた甘酸っぱいレーズンに、ドレッシングがからまり、美味しかったです。

家でサラダを作るときに真似しよう。

デザートに、私はブラウニー。

真ん中のクリーム色は、バナナのジェラートで、バナナそのもの。濃いジェラートでブラウニーとの相性最高でした。

「ブラウニーは、ケーキか?クッキーか?」、数年前に義兄と議論になったことがあります。

私は「ブラウニーはケーキです!」と言い張っていたものの、義兄の言う通り「ブラウニーはクッキー」でした 泣。

ケーキは通常フォークで食べるが、ブラウニーは手でつまんで食べるフィンガーフードなので、ケーキではなくクッキーの部類になるそう。(情報元)

夫は、Pina Colada Trifle。

Pina Colada(ピナコラーダ)は、ラムベースのカクテルですよね。

Trifle(トライフル)は、イギリスのデザートで、正に写真のようなスポンジやカスタード、フルーツなどが層になったものです。

予定外の夫とのランチデート、ゆっくり会話もできて、良い時間を過ごせました。

2 コメント

  1. 仔馬さんへ
    ロンドンでの久しぶりのご夫婦そろってのホテルでのランチ。
    とても素敵ですよね。風景などもあいまって。うちの主人は何だかホテルとかで食べるのが苦手な人で。
    どちらかというと居酒屋。でもはあまりお酒も飲めなくなってるので
    行く回数も凄く減ってきました。そのかわりにと言ってはなんですがコーヒーをよく飲むようになりましたよね。
    出不精の人だからなかなか無理だけど本当はカフェとか一緒に行きたいんですが。

    私の祖母も海外旅行が大好きな人でイタリアに行って初めて
    イタリア人らしい女性の扱いを受けまして。とっても嬉しそうに話していました。
    そりゃああの時代の人だし特に私の祖父は特に亭主関白な人でしたからねエ。
    あの時代の女性でもやっぱり嬉しいんですよね?
    内の主人も厳しいから一回でも優しくされたいなあ。
    みんな娘の旦那様はビックリするぐらい優しいですからねえ。(笑)

    • pianomamaさん、こんにちは。
      思わぬランチデート、楽しかったです。
      私の祖父母や両親の関係も、やっぱり私たち世代の夫婦とは違うなと感じます。
      女性としては「祖母も母も良くがんばったな」と思ってしまいます。
      その分、男性が夫として果たしていたものの大きさも今とは違ったのかもしれませんが。
      先週、数日かけてイタリアのドラマを夫と2人で観ました。
      その影響か、久しぶりにイタリアに行きたくなりました。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

CAPTCHA