ROWAN(ローワン)のモヘア糸を使って、セーターを何枚か編んでみました。

糸は、バービー用に購入していた ROWAN Kidsilk Haze (ローワン キッドシルクヘイズ)を使いました。
≫ 英国毛糸ローワン(ROWAN)の モヘアとレースを買いました
GAUSE(ゲージ)取り

セーターの編み始める前に、まずはスワッチ(編み地サンプル)を編んで、ゲージ(編み目の大きさ)取り。
1.25mm〜3.25mmまで、0.25mm刻みでサイズの違う針を使って、9枚のスワッチを編みました。

1番細い針で編んだスワッチ(1.25mm)と、1番太い針(3.25mm)で編んだものを比べてみました。
針のサイズが2mm違うと、編み地の印象はだいぶ変わりますね。

ちなみに、毛糸のラベルに記されていた針サイズは、3.25〜5.0mmでした。
バービー人形用・モヘアセーター試作品

今回は6枚のセーターを編みました。上から「時計回り」に編んだ順です。

これまで、カシミヤセーターやコットンセーターを編んできて、セーターの原型はできています。
今回は、モヘア糸(1本取り)で編んでみての、微妙なサイズ調整をくり返しました。
試作品 No.19

【編み針】Knitpro Karbonz 1.5mm / Knitpro Karbonz 1.25mm(ゴム編み部分のみ)
1.5mm針で編んだスワッチの感じは良かったのですが、実際にセーターを編んでみると、少し目が詰まりすぎていて、モヘアの柔らかさがうまく出ていない気がします。
試作品 No.20

【編み針】Knitpro Karbonz 1.75mm / Knitpro Karbonz 1.5mm(ゴム編み部分のみ)
針サイズをひとつ上げ、1.75mmで編みました。1.5mmで編んだ時よりも編み地が柔らかくなりました。
身頃の裾と袖口は、No.19同様、1目ゴム編みです。

ここ数年(人間のファッションで)流行っている、ショート丈のセーターにしてみました。
試作品 No.21

【編み針】Knitpro Karbonz 1.75mm / Knitpro Karbonz 2.0mm
最初に編んだ2枚(No.19と20)の襟ぐりが少しきつかったので、作り目を20目から22目に変更。良い感じです。
身頃の裾と袖口のゴム編みはやめて、全てメリヤス編みで仕上げました。裾と袖口が丸まらないよう、メリヤス最後の1段と伏せ止めは、針のサイズをひとつ上げて2.0mmで編んでいます。

バービーにポーズを取らせてみたら、、、もうちょっと袖が長い方が良さそうです。
試作品 No.22

【編み針】No.21と同じ
No.21で作り目を2目増やし、襟ぐりの調整をしましたが「(2目ではなく)1目ならどうだろう」と思い、作り目を22目から21目に変更して編んでみました。
結果は、やっぱり22目の方が良さそう。1目のサイズは約2mm。数ミリの差ですが、編んで比較してみるとやっぱり違うものですね。
あとは、袖を少し長めに編んでみました。

袖を長くしたので、腕を上げてポーズを取っても大丈夫。
試作品 No.23

【編み針】No.21と同じ
黄色の糸が少なくなってきたので、ピンクの糸で編みました。
色が違うだけで同じ種類の糸なので、ゲージなどは変わりません。編み方もNo.22と全く同じで変更なし。

このショッキング・ピンクかわいい。
試作品 No.24

【編み針】No.21と同じ
No.22から袖を長くした分、袖に「手&腕」を通すのに少し手間取るので、袖を2目分(約4mm)太くして、手と腕を通しやすいようにしてみました。

袖を太くした分、セーターを着せやすくなりました。
でも、ちょっと袖口が広すぎるかな。ここは要改善ですね。
続いて、ウール糸で編み始めたものの…

モヘアセーターを6枚編んだ後、すぐにROWAN Fine Lace (ローワン ファインレース)でも、編み始めました。

。。。が同時期に、数年ぶりにラフィア編み(人間用)を始めたら、こちらの方に気持ちが傾いてしまって。
ここイギリスに初夏が訪れて「冬糸よりも夏らしい糸を編みたい」という季節的なものもあるのかもしれません。
ファインレースで編み始めたバービーのセーターは一度ほどいて、また冬糸を編みたくなった時にゼロから編もうと思っています。

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