前回ブログを更新してから、いろんなことがありました。
日々いろいろありすぎて、記憶がところどころ無いくらい 苦笑。
その中でも、私にとって、私たち家族にとって、
大きな事件は「母の余命宣告」でした。
(私の母は、2020年10月より消化器系のガンで闘病中であり、
昨秋から入退院を繰り返しています)
母の余命は主治医より、まず家族へ伝えられました。
そこからたくさんの家族会議。
本人に伝えるのかどうか、伝えるならいつ伝えるのか。
誰がどうやって伝えるのか… などなど。
お医者さんとも相談し、先日、母本人にも余命宣告がなされました

難しいですね。
家族それぞれ色んな感情が行き交う中、
冷静になって、考え、
相談して決めていかなければいけないことが、たくさんある。
余命を知った母本人の「家に帰りたい」という希望で、6月3日(金)に、母が退院してきました。
水曜日に退院が決まり、金曜日の朝の退院だったので、
中1日での受け入れ準備。
車イスや介護ベッドの手配などバタバタでした。
でも、介護ベッドをこんなに早く手配できることは珍しいらしく、ラッキーだったようです。
2022年3月にイギリス人夫と日本に戻ってきて、3ヶ月が経ちました。
振り返ると、ものすごく濃い3ヶ月でした。
まだ完全アフターコロナではない日本に、こうして戻って来られ、
母が大変な時に、そばにいてあげることができて、本当に良かったと思います。

「親孝行したいときには親はなし」
余命宣告されたとはいえ、お医者さんも言っていたように「本当の余命は神様しか」わかりません。
でも、いつか必ずお別れは来ますものね。
残された母との時間を大切に過ごしたいと思います。
とはいえ、連日の病院通いや在宅介護の始まり。
現実的には、心身共に「疲れたな」と感じることもあります。
妹など家族の他のメンバーの「ゆっくりしてきな」という言葉には、積極的に甘えるようにしています。

昨日は夫と2人、実家近くのホテルに泊まり、
ホテル近くのカフェで遅めのブランチ。
こういう時間をこまめに取ることで、
母に一層の余裕を持って接することができる気がします。

店内に、かぎ針編みのサンドイッチが飾ってありました。