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    母のいない、初めてのお正月

    2023年がスタートしましたね。

    今年もよろしくお願いいたします。

    昨年母を見送り、私たち家族は喪中のため「明けましておめでとうございます」は口にせず。

    代わりに「今年もよろしくお願いします」「お互い良い年になりますように」などのフレーズを良く使いました。

    2022年は本当に色んなことがあって大変な年だったけれど、ある意味リセットの年でもあった気がします。

    リセットされて迎えた2023年は「新しいこと」が詰まった年にしたいな、と思っています。

    実家で、家族と過ごした年末年始

    大晦日の夜には、年末年始を初めて日本で迎える夫を連れて、神社に行ってきました。

    年末年始に神社に行ったのは、10数年ぶり。

    この時期、日本に居ても「寒いから」という理由で家にこもっていましたが、

    お焚き上げや熊手の販売風景など、初めての光景に夫は喜んでいました。

    喪中で迎えるお正月には「お節も控える」という家庭もあるようですが、我が家はおいしくいただきました。

    毎年母が手作りしていましたが、今年は兄が出来合いの立派なものを用意してくれました。(「お節はどこまで準備しよう」と悩んでいたので、兄の「お節用意するよ」という申し出は助かりました)

    楽しい元旦でしたが「母不在」の「明けましておめでとう」を言わないお正月は、やっぱりどこか変な感じ。

    1年後は、もっと時間が経過して、もう少しお正月気分を楽しめる、また違った雰囲気になるのかな。

    年明け、新潟から東京へ

    クリスマス&お正月を父と一緒に過ごし、新潟から東京へ。

    新潟市内は、この年末年始良いお天気が続いていました。

    クリスマスには至る所にあった道路脇の雪山は、年明けにはほぼ無くなっていたほど。

    東京と比べたら寒いけれど、雨が降ることがあっても雪が降らなかったのは、それだけ暖かかったのですね。

    同じ新潟県内でも、新幹線の車内から見た湯沢は、雪で覆われて真っ白でした。

    関東に入り大宮あたりで、富士山も見えました。

    父、70代になり人生初の一人暮らし

    年明けの静かな銀座。

    父とは、昨年10月末の母の納骨以来、2ヶ月ぶりの再会でした。

    父にとっては、人生初めての1人暮らし。

    やつれていないか、家の中はどうなっているか、など正直色々と心配していました。

    でも父の顔を見たら、変わらず元気そう。

    毎朝お鍋でご飯を炊いて、母にもお供えし、お味噌汁も作っているとのことでした。

    (お味噌汁の作り方は、母が亡くなってから私が父に教えました。

    出汁はとらず、市販の顆粒出汁を使う、簡単な作り方です。

    これまで料理の経験がほぼ無い父には「ちゃんとした作り方」より「継続できる簡単な作り方」の方が良いかなと思って。

    好きなナメコを入れたり、ほうれん草や小松菜を入れたり、時には卵を落としたり、色々とアレンジして作っているそうです)

    家の中に関しては、母が元気だった頃より、むしろきれいなくらい。

    ちゃんと1人でやってくれていること、娘として、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。

    母の友人に「父が思った以上に、しっかりやってくれている」ことを話したら、

    「子どもたちに心配かけないよう、無理してがんばってるのかもしれないね」と言われました。

    たしかに、それもあるかも。。。

    今のところは頑張ってやってくれいているけれど、「お父さんは大丈夫そうだな」ではなく、「無理しすぎていないかな」という視点も持ちつつ、見守っていかないと。

    あらためて、今年もよろしくお願い致します。

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