今度こそ取り戻したい、運動習慣。
しばらくぶりの運動だし、トレーナーなどに見てもらわず自分でやってる自主トレーニングなので、始めたのは簡単なストレッチと軽い自重トレ… のはずなのに、全身筋肉痛がすごい。
「これほどまでに身体を使っていなかったのか」と反省すると同時に、ちゃんとねらった場所に筋肉痛が起きているので、正しくトレーニングできている証拠かなとも思っています。
さて、せっかく身体を動かし始めたので、新しい知識も入れようと、身体関係の本をいくつか読み始めました。
そのうちのひとつが『カラー図解 筋肉のしくみ・はたらき事典 』。
↑Kindle Unlimited 対象本です。(30日無料でお試しはこちら)
この本の中で「へぇ~」と思ったことがあったので、シェアしますね。
実際に想像してみてください。

下にスクロールして読み進める前に、実際に想像してみてください。
目の前にノコギリがあります。
ノコギリの取手を手に持ち、木の板を切るために、そのノコギリを動かしてみてください。
↓
↓
↓
想像して、実際に腕を動かしてみましたか?
↓
↓
↓
引きました?押しました?
↓
↓
↓
まだやっていない人は、下の写真より先にいく前に、やってみてください。

私は、腕を引きました。
これが日本人と欧米人の「昔から引き継がれた生活習慣」の違いなのだそうです。
生活習慣と筋肉
『カラー図解 筋肉のしくみ・はたらき事典 』によると、ボディービルの世界では
「日本人は欧米人に比べて上腕二頭筋は発達しやすいが、その拮抗筋である上腕三頭筋は発達しにくい」
と言われているのだそうです。

日本人が発達させやすいという「上腕二頭筋」は、写真のピンクの部分。いわゆる「力こぶ」のところですね。
欧米人が発達させやすいという「上腕三頭筋」は、緑の部分。二の腕の「振り袖」ですね。
そう言われている理由のひとつが「昔から引き継がれてきた生活習慣」なんだとか。
ここで登場するのが、ノコギリ。
「日本人は手前に引きながら力を入れて切る習慣があるが、欧米人は遠位へ押しながら切る方法をとっている。」とのこと。
そのため「日本と欧米のノコギリの歯の向きは真逆になっている」のだそうです。
早速、夫にやってもらいました。
日本人ではない夫は、本に書かれているとおり、腕を前の方へ遠く押し出しました。
すごい、、、私も夫も教科書どおり。
知らなかったことを知るのは、いくつになっても面白くて楽しいです。