突然やってきた介護、とまどいと痛みと学びと楽しさと

先日「腰が痛い」と書きました。

その晩夫にマッサージしてもらい、翌朝はすこし良くなったようでしたが、その効果は長く続かず。。。

「ヨガ、湿布、マッサージ」が効いたというコメントをいただいたので、次はマッサージに加えて、湿布を試してみようかな。

「ヨガやストレッチを再開した方がいい」という思いはあるものの、なかなか行動できずにいます。

朝起きたら、ついやらなきゃいけないことを優先してしまい、夜寝る前は、ベッドでの読書や少しの編み物を優先してしまいます。

一方で、朝起きてから、自分のために再開したこともあります。それは「お水かお湯を飲むこと」。

以前は起きたら必ず飲んでいた、コップ1杯の白湯。長い間の習慣だったし、白湯を飲むだけという、ごくごく簡単なことなのに、在宅介護が始まって10日間くらいは、全くできていませんでした。

朝起きると、すぐに動き出してやるべきことをやり始め、1~2時間はノンストップ。途中で、のどの渇きを覚えても、朝やるべきことを一旦終わらせるまでは、無視。

「のどが乾いたときには、すでに身体は脱水が始まっている」と言いますし、これは改善しないといけないと思っていました。そう思いながらも、数日は改善できず。。

ここ2~3日でやっと、動き始める前に、まずは「コップ1杯のお水かお湯を飲む」ことをできるようになりました。

介護って、自分の意思や計画とは全く関係なく、突然、生活に割り込んできて、否応なくその生活を変えていくんですよね。

母(介護される人)の希望をできる限りかなえてあげたいという気持ちと、肉体的、時間的などの現実的な問題。

自分ではコントロールできない色々な問題の中で、日々ゆらゆら。

気持ちも身体も、落ちたり上がったり、日々波はありますが、今のところ、大変ながらも今の状況をそれなりに楽しめているかなと思います。

日々学ぶことも多いですし。

いつの日か必ずくる、お別れをしなければいけない時、後悔はできる限り、小さなものにできればいいな。と思っています。

*当記事内の写真は、昨日、在宅介護始まって初めて夫と2人で外食した時のものです。新潟市古町にあるドイツレストラン「モルゲンロート」で、ジャーマンポテトやソーセージがおいしかったです。

2 コメント

  1. わかりますわかります。
    突然の介護生活。私の母は冷静に娘から見ても凄く元気でしたから
    まさか介護生活に入るなんて夢にも思ってませんでした。母の母がつまり私の祖母ですが
    95歳までと長寿ゆえ本当に微塵も思ってませんでたし。
    私の心も身体も揺れに揺れましたが否が応でも始まってしまう介護に
    とにかく日々ついていくしかありませんでした。
    仕事も少しテレワークなどを利用して身体を休めるようにしてますが、
    全部が全部勿論休むわけにもまいりませんし。せいぜいテレワークは週一ですね。
    その母がまだ病気がわかる今年のお正月に韓国語勉強するというので
    じゃあ私は英語勉強すると母に触発されて語学を勉強始めました。
    それも母の介護開始で途中挫折しかけましたが、それはどうにか継続してます。
    これからも次女夫婦の手助けを借りながら英語を学習していきたいと思います。
    数年勉強したら英検とかも受けたいです。

    自然に今まで継続してきたことはやる気になってきますので焦る必要はないと思います。
    介護が大変だけにそれがいずれはなくなった時に燃え尽きといいますか
    喪失感といいますかそんなものになるかもしれませんが
    まあそれはそれでなったときに考えます。
    今は一日一日やれることを日々やっていくだけですよね。

    • 今日、ブログ記事を書いてからコメントを拝見したら、pianomamaさんも英語学習を始めていたと知って、ビックリ!
      なんだか介護のことと言い、pianomamaさんとはシンクロすることが多いようで嬉しいです 笑

      お母様、韓国語の勉強を始められていたんですね。
      うちの母は、7~8年前にフランス語教室に通い始め、闘病初期のまだ元気な時は、入院時にフランス語の参考書を持っていったりしていました。
      親でなくとも、自分より一回りも二回りも上の世代の人が、新しく何かに挑戦する姿を見るたびに、希望と元気をもらえている気がします。

      おっしゃる通り、今は目の前にあることを、日々やれることをやっていくだけですね。

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