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    イギリス人夫と日本滞在ビザ再延長のため、入管へ

    イギリス国籍の夫と共に、イギリスから日本に入国したのが、2022年3月初め。

    それから、もうすぐ半年が経ちます。

    2022年5月に一度延長ビザを取得していますが、今回再度申請し、無事に再延長してもらいました。

    (夫は、今のところ配偶者ビザなどの長期滞在ビザは取得していません)


    通常なら(パンデミックでなければ)、英国パスポートのみで、90日間の日本滞在が可能です。

    ところがコロナのため、私たちが日本へ入国した2022年3月時点では、日本人の配偶者(妻や夫)であっても短期滞在ビザの取得が必要でした。(当記事を書いている同年8月時点でもまだ必要ですね。早く状況が落ち着いて、コロナ前の状態に戻ってくれることを願います)

    私たちも2022年2月に、ロンドンにある在英日本大使館に行き、手続きをしました。

    申請書に加えて、日本へ行く理由を説明する「理由書」や、日本滞在時のスケジュール表、金銭的な証明書などは、イギリスに居ても(多少面倒な作業ではあったものの)スムーズに用意できましたが、戸籍謄本の原本や私の住民票原本などは、時間的な制約がある中、用意するのはなかなか大変でした。

    今の時代「原本をスキャンしたデジタル書類でOK」というように、早くなってくれればいいのですが。。。

    話はそれましたが、

    在英日本国大使館で取得した最初の短期滞在ビザが切れる1週間前、医師により母の余命が宣告されました。

    母の具合があまり良くないことはわかっていたので、私はしばらく日本に残る予定でしたが、

    夫は、余命宣告がなされた数日後の飛行機でイギリスへ戻る予定でした。

    万が一のことも考え、夫もしばらく日本にいられるよう、すぐに入国管理局に行って再延長手続きを行いました。

    申請書や理由書、(夫との結婚を証明する)私の戸籍謄本などの一般的な書類に加えて、母の主治医による診断書などを提出し、審査の結果、思っていた以上にスムーズに90日の延長ビザを発行してもらえました。

    2022年5月末のことでした。

    それからさらに、そろそろ早3ヶ月。

    「早」と言っても、余命宣告と同時の母の入院、母の退院で始まった在宅介護救急車での再入院ホスピスへの転院・・・と、本当にたくさん色んなことがあった3ヶ月でした。

    東京入国管理局の新潟出張所は、新潟空港のビル内にあります。

    母がホスピスへ転院した翌日(2回目のビザが切れる2週間前)、入国管理局へ行ってきました。

    事前に入管に電話で相談したところ、再延長の申請は「2回目のビザが切れる少し前。かつホスピス転院後が良いだろう」と言われていたので、このタイミングでの訪問でした。

    今回も前回同様、スムーズに行くのかなと、夫も私も気楽に構えていたのですが、そうはいきませんでした。

    詳細は控えますが、びっくり!怒り心頭!なことを言われたり。。。

    その時は、悲しく嫌な気分になりましたが、落ち着いて考えると、入管には色んな人が来るのでしょう。

    きっと、嘘をついて日本に長く滞在しようとする悪い人たちもいるのだと思います。

    だからこそ、受付では厳し目に「疑いの目を持って話しを聞く」という職員の態度も、理解できるような気がします。

    今回の審査には少し時間がかかり、申請から2時間半弱で、無事にビザの再延長(90日)が認められました。

    もし認められなければ、急いで夫の航空機を手配して、今週中には出国でしたので本当に良かった。

    母も、娘夫婦とまたホスピスでおしゃべりできることを喜んでくれると思います。

    ビザ申請後に入管オフィスを離れ、ほっとした気分でちょっと休憩。

    新潟空港2階にあるここは、行き来する飛行機をぼんやり眺められるお気に入りの場所です。

    ひっきりなしに流れる空港内アナウンスも、耳に心地よいです。

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