日本ヴォーグ学園『棒針編み講師認定講座・入門科』第4回提出課題である、作品1点を編み終えました。当ページでは、ニットバッグを作る手順や使用糸をご紹介します。

>> このニットバッグに使った棒針編みの技法(たて糸渡しの編込み模様)について


小ぶりのニットバッグです。


文庫本1冊の大きさ。


ニットバッグの中に入れてみたら、ちょうどぴったりでした。

ちなみに、村上龍氏の『恋はいつも未知なもの』は、20歳前後で出会って以来、数年置きに読み返している大好きな小説です。


このニットバッグは、本来幅22×高さ24センチ(ノートが入るくらいの大きさ)で作るよう、テキストに指示があるのですが、モノを入れるとビヨ〜ンと伸びてしまう「ニットバッグの伸縮性が苦手」なので、あえて細い糸を選び、小さなバッグを作りました。これくらい小さなバッグなら、たいしてモノも入れられないので、苦手な伸縮性もそれほど気にならずに使えるはず。

使用糸

Colline(コリーヌ)


Colline(コリーヌ)【ウール75%・ナイロン25%/合細-中細/約40g玉巻(約160m)】

今回使用した糸は、毛糸ピエロの姉妹店「毛糸ZAKKAストアーズ」で購入したColline(コリーヌ)という糸です。「ウール75%・ナイロン25%」と、ナイロンが適度に含まれているので、ある程度強度が必要とされるバッグを編むのにちょうど良い感じ。


ニュアンスのある色のバリエーションが好みです。触った感じは、ふんわりと柔らかで、靴下も編んでみたい糸です。

Colline(コリーヌ)で編んだもの

>> 生成りと黄色のボーダー靴下
>> パペット(指人形・操り人形)
>> 虎のボーダーニットポーチ

>> 編み込み模様のトートバッグ
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>> 虎のボーダーニットポーチ

ニットバッグを編む手順

① 毛糸玉をつくる


まずは毛糸玉を作ります。これは「たて糸渡しの編込み」で模様を作っていくための準備です(覚えておくと便利な毛糸玉の作り方は下記リンク先でご紹介しています)。

>> 「糸を中から引き出せて、コロコロ転がらない」毛糸玉の作り方

② バッグ本体を編む


このニットバッグは、作り目をして底の部分から入れ口に向って編んでいきます。入れ口まで編んだら伏せ止めをして、片面が完成。

もう片面は、作り目(底の部分)から拾い目をし、同様に底から入れ口に向って編んで最後は伏せ止めをします。


両面が編み上がったところ(アイロン前なので、編み地の端が丸まっています)。


以前、「たて糸渡しの編込み模様について」でも書いた通り、この編込み模様は、小さな糸玉をぶら下げながら編んでいきます。


今回は、9個の毛糸玉をぶら下げながら編みました。バッグの地色であるベージュ(1、3、5、7、9)と、模様の白(2、8)、オレンジ(4)、黄色(6)です。

慣れるまでは、絡まないように気をつけながら編み進めるのが結構大変でした。

③ 糸端処理をする


糸玉の数が多い分、裏側には糸端がたくさん。編み物用の針を使って1本ずつ糸端を処理していきます。


ビフォー


アフター

④ 両脇をすくいとじ


バッグ本体の底で半分に折り、両脇をすくいとじ。

>> すくいとじ「端1目内側のシンカーループ」が分からない原因

⑤ 見返しを 入れ口内側に縫いつける


見返し部分をバッグ本体の内側に折り、縫い針と糸を使って、まつりつけます。

⑥ 持ち手を編む


1目ゴム編みで、持ち手を2本編みます。

⑦ 持ち手を縫いつける


持ち手をバッグ本体にまつりつけます。

完成!


このバッグ、表側の入れ口の色(黄色)と内側の見返し部分の色(白)が違うデザインになっています。内側にバッグ外側の反対色や、派手な色を持ってきても素敵ですね。


携帯電話と小銭入れ、それにリップクリ—ムとハンカチでも入れたら、もう一杯になりそう(写真はiPhone6です)。

ちょうどこれくらいの大きさが理想だったので、思い通りに仕上がって満足です。

(課題作品は、バッグなど身につける以外の小物に関しては、テキストと同じ大きさに仕上がらなくても良いとされています。ただし目数や段数など、編み図通りに編まなければならないので、サイズは糸の太さや使用する棒針の太さで調整します。)


編み物キット リネンツイストの巾着バッグ


編み物キット ひし形模様のポーチ


編み物キット グリッターバッグ


岡本啓子 手編みキット カラフルアフリカンバッグ




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