先日ご報告した通り、今年の春に始めた日本ヴォーグ社の棒針編み通信講座(入門科)を無事修了しました。

通信講座(入門科)に関する最後の記事として、受講した感想などをお伝えします。

>> 棒針編み通信講座(入門科)に関する記事一覧

棒針編み通信講座(入門科)を受講して良かったこと

① 変な編みクセを直すことができた

編み物は独学で習得したため、変なくせがありました。例えば裏編みの仕方。

この講座を受講するまでは、裏目を編むときに左手の人差し指と親指で毛糸をつまんで左の針に糸をかけていました。恐らく編み物を始めたばかりの頃、裏目がうまくできず(うまく糸を掛けられず)、苦心の末に針に糸を掛けた方法が、定着してしまったのだと思います。



当然、そのやり方では表編みに比べて裏編みは格段に速度が落ちます。また表編みは手元を見ずに針を進められますが、裏編みは手元を見ないとできません。受講する少し前から「これは、何とかしなければ」と思い、youtubeで動画を見たりして多少の練習はしていましたが、いくら非効率でも慣れたやり方の方が心地よく、結局今まで通りの編み方で裏編みをしていました。


>> ヴォーグ 棒針編み通信講座(入門科)① 地模様のスヌード

当講座の第1回提出課題作品を選ぶ際「これは良い機会だ」と思いました。あえて裏編みの多いものを選び、まずは教材DVDで裏編みの方法を確認。入門科なので、裏編みの際の糸の掛け方はもちろんのこと、編み針や糸の持ち方もきちんと学ぶことができます。

はじめはぎこちなかった裏編みの手の動きも、作品を1つ完成させる頃にはすっかりスムーズになり、今では以前のやり方を指が忘れてしまったほどです。

人により持っている癖は様々だと思いますが、既にできる技法をあえて学び直すことにより、個々の癖に気がついたり、それをより快適または効率的な方法に直すことができるのは、受講の大きなメリットだと思います。

② 新しい技法に挑戦することができた

受講しなければ、編むことがなかったかもしれない技法を使えたことは、良い経験でした。


たとえば、この引き上げ模様や
>> ヴォーグ 棒針編み通信講座(入門科)③ すべり目模様&引き上げ模様


たくさんの小さな糸玉をぶら下げながら編む、縦糸渡しの編みこみ模様
>> ヴォーグ 棒針編み通信講座(入門科)④ ドライブ模様・よこ糸&たて糸渡しの編込み模様


縦糸渡しの編みこみ模様の技法を使って編んだ、トートバッグです。
>> ヴォーグ 棒針編み通信講座(入門科)④ 編込み模様のトートバッグ

③ 講師に質問をしたり、間違っている箇所を指摘してもらえた

これは1番大きな独学との違いですね。せっかくの機会なので、作品提出の際には小さな質問でも必ず行うようにしました(質問の講師回答を公開しています。過去記事よりご覧下さい)。

質問は作品提出時だけでなく、製作中にもメールやFAXで行うことができます。また急ぎの場合は電話での質問も可能です。わたしは手が止まってしまうような大きな質問はなかった為、作品提出時に質問用紙を使って質問しましたが、メールや電話でも気軽に質問できるのはありがたいですよね。


また、間違っている箇所は写真のように、丁寧な説明とともに指摘してもらえました。この指摘箇所をあらためて自分で確認することにより、これまで自分が苦手だった技法を克服することができました。

>> すくいとじ「端1目内側のシンカーループ」が分からない原因



ちなみに、提出課題をチェックしてくださる講師は、わたしの場合第1〜2回目が同一、第3〜5回目が同一で、合計2名でした。受講前になんとなく「毎回違う講師なのかな」と思っていましたが、そうではなくてちょっと嬉しかったです。

④ 自分のペースで講座を進めることができた


棒針編み講座には、通学と通信講座の2種類がありますが、自分のペースで進めていけるのは通信講座のメリットです。

わたしの場合、5月末に申込をしてから、次のようなスケジュールで進みました。
6月:第1回目提出
7月:第2回目提出 & 第3回目提出
8月:第4回目提出
11月:第5回目提出(最終課題)

途中、9月と10月の2ヶ月開いてしまっているのは、お盆の頃に彼の来日が決まり、その準備〜彼の帰国で色々と忙しかったためです。通学ですと講座日が決まっているため、このような自由は利きませんでした。

⑤ 気持ちのよい達成感を得ることができた


これはオマケですが、最終課題が帰ってきて「今回で入門科は修了しますね。最後まで頑張りましたね。」という講師の方のメッセージを目にした時は、とっても嬉しかったです。

日常生活で達成感を得ることがあまり無い中で、久しぶりの気持ちの良い達成感でした。

棒針編み通信講座(入門科)を受講して悪かったこと

受講してのデメリットは、無いですね。上述した通り良いことばかりでした。

、、、と言いたいところですが良く考えたらありました。

作品を選ぶ際「できれば使えるものを」と思い選んだのですが、やっぱり使っていないものがほとんどです。


例えばこのスヌード講座セットに入っていた毛糸を使ったのが悪かったのか、色味が自分の持っている服には合わず、寒くなってきた今も使っていません。


いずれ使うつもりではいますが、この巾着も、
>> ヴォーグ 棒針編み通信講座(入門科)③ 引き上げ模様の巾着


このトートバッグも、まだ使っていません。
>> ヴォーグ 棒針編み通信講座(入門科)④ 編込み模様のトートバッグ


唯一使っているのは、このクッションカバーで、作品が返却された翌日から使っています。
>> ヴォーグ 棒針編み通信講座(入門科)② ノット編み模様のクッションカバー

レンガ色のスヌードは、そのうちほどいて靴下でも編もうかな〜と思っています。自分では選ばないものを編む経験ができたのですから、使わなそうなものが出来上がってしまうのは、まあしょうがないですね。



通信講座を選ぶ?それとも通学?

講座を開講している6つのエリア

2018年12月現在で、日本ヴォーグ社の棒針編み講座を開講しているのは、1.札幌校 2.東京校 3.横浜校 4.名古屋 5.心斎橋校 6.天神校 です。

これらの学校に通学可能であれば、当講座の選択肢は、通信講座と通学の2つあることになります。

通信講座は、棒針編み経験者にオススメ


入門科ですので教材のDVDやテキストには、棒針の持ち方や指の使い方など、基礎の基礎から丁寧な説明があります。が、全くの初心者がこれらのDVDとテキストだけを頼りに、当講座を修了するには、多少の努力が必要かもしれません。

もちろん、キットに含まれている質問用紙やメールで質問をしながら進めていくことになるのですが、技術的なことは、できれば目の前にいる講師から手取り足取り教えてもらったほうが分かりやすいはず。

自分が質問したことへの講師からの回答も、ある程度編み物の経験がないと、回答の内容を理解できないということもあるかもしれません。それ以前に「わからないことだらけで、質問したいことすら分からない」ということも、編み物に関わらず、全くの初心者には良くあることです。



とはいえ、棒針編みをこれから始められる方でも、ゆっくりと時間をかけて進めていったり、わからないことは近くの編み物教室で聞くなどすれば、通信講座でも無理なく修了できるのではないかと思います。

当講座は1年間有効、5回の課題提出があるので、1回の課題に2ヶ月かけられれば、割とゆっくりしたペースで進められそうです。

通学は、これから棒針編みを始めたいという方にオススメ


「通信講座」で述べましたが、やはり手が止まった時に目の前にいる先生に直接聞くことができるのは、通学の大きなメリットです。

特にこれから始める場合は、最初のステップでつまづいてしまうと「あ〜、もうだめだ」となりがち。そんな時は、一人でイライラしながらDVDやテキストを見るよりも、先生に質問できる方が何倍も楽です。

それに、編み物友だちができそうなのも、魅力ですね。

最後に

自分の興味があることを学ぶのは、本当に楽しいものですね。

私の祖母がそうだったように、編み物は足腰が弱くなっても楽しめそうですし、今回きちんと基礎を学ぶことができて、とっても良かったです。

当講座に申し込むまで、数年間気になってはいたものの、踏み出せずにいましたが、やってみて本当に良かったと思っています。

2 コメント

  1. 通信か通学か??
    結構悩ましいんですが。。でも経済的にもあと時間的にも
    結構きつかったりします。私には。
    独身の時に習っておけば良かったと今更ながら。
    実際に習ったら本当にサクッと理解できるでしょうしねえ。
    祖母がいてくれたら良かったのにとか。。。(苦笑)
    でもやっぱり通信になるかな。あと2・3年は色々
    動画みたりして自分で勉強していいきます。

    • どちらも利点がありますが、やっぱり自分のペースで進められるという通信の利点は、大きいですよね。

      祖母がいてくれたら、、、わたしも同じこと思います。
      きっと祖母も喜んだろうなと。

      わたしも講座が気になり始めてから受講まで、3年くらいだった気がします。
      自分の好きなことを選んで学べるのは、大人の特権ですね。

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