老舗料亭に泊まる – 香爐園 宿泊記 | 北陸旅行11日目(20)

福井滞在2日目は、ホテルではなく料亭旅館香爐園に宿泊しました。

駅から徒歩10分・車5分と近く、福井の中心地にありながら…
静けさをもつ足羽山・桜並木の足羽川に面した老舗旅館。
」(引用元)

お部屋は畳の良い香りがして、誰かのお家 or おばあちゃんのお家に泊まったような、懐かしさを感じるホッとする空間でした。

楽しみにしていた朝食は、期待以上に美味しく個室でゆっくりと。

「泊まってよかった」と思える素敵なお宿でした。


福井駅の方から歩いてきたら、「香爐園」の看板をかかげた建物が見えてきました。

でも、建物の近くに行ったらなんか違う。

もう数歩歩いたら、ありました。

「ここだ!」と思い、扉に手をかけるも、開かない…

チェックイン時間は過ぎているので、扉が開かないはずがありません。

もう少し先に行ってみます。

角を曲がったら、川沿いにありました。

今度はちゃんと扉が開いて、優しそうなご主人が迎えてくださいました。

お部屋に入ったとたん、畳の良い香りがします。

外国人の夫も喜びそうなお部屋です。

「このテレビ台に置いてある石はなんだろう」と思いましたが、きっと「重し」ですよね。

1組だけ敷かれた布団も、見慣れました。

チェックイン後、お部屋で少し休んでからお散歩に出かけました。

翌朝、楽しみにしていた朝食をいただきに1階へ。

こちらの個室でいただきました。

期待以上に美味しい朝食でした。

特にだし巻き卵と、きんぴらごぼうが絶品でした。

きんぴら、どうしたらあんなにシャキシャキに作れるんだろう。

プロの技ですね。

実はこちらの旅館を予約する前に、別のホテルを予約していたのですが、こちらが気になって変更したのです。

変更して良かった。

ここに宿泊していなかったら、福井での2泊3日は違った印象になっていた気がします。

何がよかったって、うまく言葉に表せないのですが、

古いけれど手入れがされていて畳の良い香りがするお部屋とか、おいしい朝食とか、旅館のご夫妻との短いですが楽しかったおしゃべりとか。

そういうもの全てが、福井でのとても良い思い出になりました。

2 コメント

  1. 私がこのコメントを書くときもうすでにイギリスにいらっしゃるのですねエ。
    何だか地球も小さく感じます。香港に行ってる娘ともラインの動画を使って相手の様子を見ることが出来ますし。
    昔なら海外なんて電話が高すぎてとてもとても出来なかったし。
    動画をみなくてもラインだけでも写真を送ったりして凄く身近に感じますね。

    福井を楽しまれたとの事。本当に良かったです。
    内の母はまだ通院しながら点滴してますが、私もボチボチと介護生活を自分の生活のルーティンに組み込んでいます。
    最初はなんだかあたふたしちゃって、自分の生活が吹っ飛んでしまいましたが。
    今は少し編み物も再開してあともう少しで主人の靴下が出来上がるところです。
    その後は、マフラーを編んだ糸を編みなおして出来たら帽子をまた編みたいと思っています。
    内の母も欲しがっているのでもし何なら編んであげようかと。

    暫くは介護生活も仕事もしないといけないので、編み物も大物はちょっと無理。
    っていうか今までもあんまりしてなかったけどそれなりに野望はあったんですが(笑)
    病院に持っていける程度の小物を編んでいこうと思っています。

    • pianomamaさん、こんにちは。
      介護生活にも少しずつ慣れてきていらっしゃるとのこと、編み物を楽しむ時間も少しできてきたんですね。良かったです!
      病院はちょこちょこ待ち時間ありますものね。
      小物なら持ち運びやすいし、大物に比べれば気負わず編み始められるし、いいですよね。

      インターネットのおかげで、国と国との距離は本当に短くなりましたね。
      私が海外生活を始めた12年前と比べても、今はずいぶん便利になったと感じます。
      ありがたいことです。

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