世界一美しいスタバでソイカプチーノを飲み干し、ローカル線で富山駅から新潟駅へ向かいます。
乗り換え入れて5時間半の電車移動です。
○ 富山 → 泊(富山県) 【あいの風とやま鉄道】11駅・約50分
○ 泊 → 直江津(新潟県) 【あいの風とやま鉄道&えちごトキめき鉄道】14駅・約70分
○ 直江津 → 長岡【JR信越本線】22駅・約90分
○ 長岡 → 新潟【JR信越本線】19駅・約80分

日本酒やイカの黒作りなど、父へのお土産の分、ちょっとだけふくらんだ荷物。

あいの風とやま鉄道・泊行の電車で、最初の乗り換え「泊」駅へ。

泊駅に到着。


泊駅で、直江津(なおえつ・新潟県)行きの電車に乗り換えます。
車内からずっと日本海を眺めていました。

途中通った「糸魚川」駅に、小さく感動。
「糸魚川」は「いといがわ」と読み、新潟県の最西端にある市で、新潟県民なら小学校で必ず学ぶ地名です。
が、きっと多くの新潟「市」民がそうであるように、私にとって糸魚川は、知っているけれど行ったことはない「教科書の中だけの地」でした。
同様に教科書の中だけだったダヴィンチの「最後の晩餐」を、イタリアで実際に目にした時の感動…に比べると小さな感動でしたが、駅を通っただけですがちょっと感動しました。

その感動を残しておこうと撮った、地図アプリのスクリーンショット。
青い点が「現在地」です。
新潟市はまだまだ先ですが、県内に入り、娘の帰りを待つ父の顔が浮かんできます。

青海川駅(おうみがわえき)。「日本一海に近い」駅なんですね。
原子力発電所があることで知られる新潟県柏崎市にあります。

確かに、海はすぐそこ。
(写真は「海の見える駅」のスクリーンショットです。)




乗車中「あいの風とやま鉄道」から「えちごトキめき鉄道」への精算が必要と言われ、富山駅から直江津までを現金で支払い、証明証をもらいました。
最終地点の新潟駅でこの証明書を提示し、新潟駅ではSuicaで直江津から新潟駅分を支払い。
今回の旅では、普段めったに使わなくなった「現金」が活躍してくれました。

電車は日本海沿いを離れ、里の景色に。

そろそろ長岡駅というところに車窓です。
長岡は、毎年8月の花火大会で知られますが、まだ行ったことがありません。
今年の6月、自宅療養していた母に「せっかく2人(夫と私)で日本にいるんだから長岡の花火行ってきたら?」と言われました。
当時、医師からは「(母に)いつ何が起こってもおかしくない」と言われており、車や電車で行かなければいけない距離の場所へ行くことなど考えられず。
適当になにか言って「今年はやめておくわ」なんて返したと思いますが、いつか長岡の花火をテレビではなく実際に見てみたいな。
お昼に富山駅を出て、新潟駅に着いたのは18時過ぎ。
すっかり暗くなった新潟駅前に、父が車で迎えに来てくれました。
新潟へは、妻を亡くし人生初の1人暮らしを始めている父の顔を見にやって来ました。
父と2人(+ラブラドール)、3泊を新潟で過ごします。