市販のセーターをほどく前に、注意したいこと

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市販のセーターをほどく前に、注意したいこと

前回の更新後、ひたすらセーターをほどいていました。

他の編みかけ(スパイラルソックスや、オプティックブランケット)は、ほぼ無視。

 

。。。と話を続ける前に、タイトル「市販のセーターをほどく前に、注意したいこと」の結論 を言いますね。

 

そのセーターをほどくかどうか決める前に「編み地がフェルト化していないか、確認」することをオススメします。毛足が長めのセーターは、毛足がからまっていて、ほどくのが大変かもしれません。

 

では、おしゃべりを続けますね。

 

ほどいたのは、↑このセーターです。

 

もともと父のセーターなのですが「暖かすぎて着ない」という理由から、寒がりの私がゆずり受けたものの、やっぱり私にも暖かすぎました。

屋外は良くても室内は暑い。本当に暖かいセーターなのです。

色が、好きなグレーだったことに加え、ここ数年ビッグシルエットが流行っていることもあり、何度かは着たのですが。。。

最近、冬も以前ほど寒くないですしね。

 

暖かすぎて着づらいものの、アルパカ100%のセーターは柔らかくてさわり心地がとっても良く、手放すのも。。。

と思い、これをほどいてみることにしました。

 

「これをほどいて…」なんて、「言うのは簡単だった」ということに、しばらくして気がつきました。

全てほどきおわるのに、2週間程かかってしまいました。

 

市販のセーターをほどく

1.まずは解体

まずは、セーターの解体です。

 

前後身頃の脇線あたりの編み地を観察し、糸をほどいて解体していきます。

 

このセーターは、手編みの時のような「とじ」方ではなく、前後2つのパーツを別糸で縫いあわせているような感じで、解体は思ったより楽でした。

 

前後身頃と両袖の、4つのパーツかなと思っていましたが、襟元のゴム編み部分が別パーツになっており、5つのパーツになりました。

 

2. ほどいた糸をお湯で洗って、乾かす

ほどいた糸がある程度たまったら、糸についた強いクセをとるため、1度お湯で洗って乾かします。

↑小型のアイロン台のカバーを外し、その上に洗った毛糸をのせています。

タオルの上に置くなど、いくつかの方法を試しましたが、この方法が1番早く乾いて簡単でした。

 

3. スチームアイロンをかけて、糸玉にする

毛糸が乾いたら、「かせ」の状態でスチームアイロンをかけて、さらに毛糸のクセをとり、毛糸玉にしたら、作業完了です。

443g分の毛糸玉になりました。

糸巻き器など専用の器械もありますが、わたしは道具を使わずに、この方法で行っています。

>> 毛糸玉の作り方(糸を中から引き出せて、コロコロ転がらない)



市販のセーターをほどいてわかった、問題点

1. 糸が脇線でカットされていた

 

セーターをパーツに解体し、糸をほどき始めたとき、予想外のことがわかりました。

糸が、パーツを縫いあわせてある場所で、切れていたのです。

 

↑黄色の線のところで、糸が切れていました。

工場の機械で縫いあわせるときに、編み地の糸もカットされたのでしょうね。

 

収穫できた毛糸は、長くて1.5mほど、短くて20cmほど。

1本1本が短いので、ほどいた糸を「かせ」にする必要がなかったのは、楽でした。

(先ほど出てきたアイロン台の上の毛糸が、「かせ」になっていなかったのは、そのためです)

 

長い毛糸が取れないとわかったとき、「セーターをほどく」のをやめようか迷いましたが、続行。


「毛糸の端と端をぬらして、こすりあわせ、フェルト化させてつなぎ合わせる方法」を試みましたが、手間と時間がかかりすぎます。

そこで、シンプルに「はた結び」をすることにしました。

たくさんの結び目ができますが、さいわい、毛足が長めの糸ですし、結び目の目立たなそうな編み地を編むようにすれば、なんとかなりそうな気がします。(編んでみて、どうなるかは分かりませんが)

 

2. 前後身頃の一部が、フェルト化していた

前後身頃の下半分、特に真ん中あたりが、フェルト化していました。

このフェルト化した部分は、ほどくことをあきらめました(というか、固まっていてほどけず、無理でした)。

 

その他も、毛足がからまっていて、ほどきずらい場所はたくさんありました。

でも「ふんわりからまっている」程度のところは、上手にやれば糸の強度を保ちながら、ちゃんとほどけます。

 

コツは、ほどく糸を上に引っぱらず、横に引っぱることです。

そうすると、ふんわりからまっている毛足のトンネルの下を通るように、毛糸を引っ張ることができ、上手にほどくことができます。

 

フェルト化まではしていないものの、毛足がふんわりではなく、しっかりからまっている部分は、あきらめることをおすすめします。

苦労してほどいても、糸が弱っていて、新しく何かを編むには使えないかもしれません。

 



 

昨日、セーターをほどいて毛糸玉にするまでの全ての作業を終えたのですが、なんとも言えない達成感を味わえました。

糸が切れていたり、フェルト化していたり、途中「なんで始めてしまったんだろう」と後悔したりもしましたが、実は意外と楽しみました。

寝る準備をして、夜21時ころ始めて、気がついたら0時過ぎていたことが何度も。

無心で集中するって、気持ちがいいですね。

 

とはいえ、まあまあ大変でした。長い糸が取れなかったことも想定外でしたが、毛足のからまりでスムーズに糸がほどけなかったことには、多くの時間と手間がかかってしまいました。

次にセーターをほどく時には、編み地の状態を良く確認し、ほどきやすそうかどうか判断してから始めたいと思います。良い勉強になりました。

 

さて、このほどいた糸で模様編みの大判マフラーを編みたいなと思っています。

次の冬用なので、編み始めるのは今年の秋頃になりそうです。

 


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